
こんにちは!パパキャンパーのそうし です。
キャンプブームの最中"ラーテルワークスのBODEN"は異例の予約販売まで行われていた大人気のドーム型2ルームテントです。
でも高価な大型テントを購入を検討するときってすっごい悩みませんか?
こんな悩み
- 「使い勝手は?」
- 「メリット・デメリットは?」
- 「設営は難しい?簡単?」
今回の記事ではファミリー向けのドーム型2ルームテントである"ラーテルワークスのBODEN"を紹介・レビューします。
BODENの購入を悩んでるキャンパーさんの参考になる内容を盛り込みました!
この記事で分かること
- ファミリー向けの2ルームテントが欲しい
- 新しいファミリー向けのテントを探している
- ラーテルワークスのBODENのレビューが知りたい
この記事を読めば"ラーテルワークスのBODEN"についてしっかり分かるはずです。
BODENのラーテルワークスとは?
RATEL WORKSは株式会社丸栄が運営するアウトドアブランドです。

私達がRATELWORKSというブランド名にした理由。
RATELというのはそもそも動物の名前です。見た目はあらいぐまのような雰囲気で蜂蜜や蜂の巣を好み一見優しそうなのが特徴です。
ただ、その動物は「世界一怖い物知らずの動物(the most fearless animal)」としてギネスブックに登録されている動物なんです。コブラなどの獰猛な動物はもちろん、あのライオンでさえも恐れず、いかなる時も貪欲に立ち向かう。
我々も「いかなる時も貪欲に良い製品(WORKS)を作り続ける」
という熱い想いをRATELの力強い姿勢に重ね、ブランド名としました。
引用:RATEL WORKS
自分たちが楽しみ続けるギアを開発し続ける。
楽しみ続けることを大事に日々キャンプギアを開発されています!
リリースされるキャンプギアはデザイン性がよくてコスパも優秀。

速攻で売り切れの印象..。。
ラーテルワークスはとても楽しみなブランドさんです。
ラーテルワークス BODENの商品情報

まずは付属品が豪華すぎてヤバいです↓↓↓
付属品
- テント本体
- ペグハンマー
- 鍛造ペグ
- ガイロープ
- オリジナル自在金具
- デイジーチェーン
- ツールバッグ

付属品めっちゃ豪華!笑
品名 | BODEN (ボーデン) |
メーカー | ラーテルワークス |
カラー | コヨーテブラウン / グレージュ |
品番 | RWS0111CB/GR |
価格 | ¥129,800(2025.6.6時点) |
材質 | フライシート:68Dリップストップポリエステル (シリコンコーティング/遮光PUコーティング(リビング)/耐水圧3000mm/撥水加工/UVカット加工 インナー:68Dポリエステル インナー(ボトム):210Dポリエステルオックスフォード(PUコーティング/耐水圧3000mm/撥水加工) ポール:センターポール19mm A6061 リッジ/フロント/アーチポール16mm A7001 バックポール14.5mm A7001 |
本体サイズ | 約W567×D400×H200cm |
収納サイズ | 約80×35×35cm |
付属品 | テント本体/ペグハンマー/鍛造ペグ/ガイロープ/オリジナル自在金具/デイジーチェーン/ツールバッグ |
ラーテルワークスのBODENを徹底レビュー!
BODEN到着時の外観


最初の感想としては、"重い"でした。
鍛造ペグなどの豪華付属品もすべてこの中に収納されているので、25kg前後はあります。
ひとまとめにすると重すぎなので、鍛造ペグなどの付属品は別にしておくのがよさそう。


小物収納ケースは見た目がキレイでまとまりがあります。
しかし実際キャンプで使うとなると、1本ずつペグを収納するのは面倒くさい。
他のケースを使うなどの工夫をすると良いかもしれませんね。
こんなのオススメ↓↓↓


ポールは種類がたくさんありますが、なんだかんだで慣れると分かるようになるので大丈夫です!
ドーム×2ルームのメリットを融合した新しいタイプのテント

ドーム ✕ ツールーム メリットを融合『ドーム型ツールーム』
ドーム型のメリットである、居住空間の最大化に加え、後方から前方にかけて張り出しを作ることで、別でタープを用意する必要が無く、リビングスペースを設けることが可能に。
また、跳ね上げをすれば幅5m以上の前室を作ることも可能。
引用:RATEL WORKS
コールマンの2ルームハウスのような2ルームテントはドーム型テントを2つ立てるようなイメージです。
しかし、BODENの特徴は寝室部分のドームさえ立てれば後はスムーズに設営ができる点が優れています。
設営に関しては慣れれば簡単という評価です。

最初は1人だと難しいかも?
従来の2ルームテント+トンネルテントを足して2で割ったような感じといえば分かりますかね?
設営に関してはそんな感覚を覚えました。

最初は手こずりましたが、慣れればスムーズに設営可能!
設営に関しては後述いたします。
豪華付属品がついている

僕のイメージする普通の付属品は、ピンペグやプラスチックペグにハンマーなし、あってもプラハン。
対してラーテルワークスのBODENはというと↓↓↓
豪華付属品
- 25cm鍛造ペグ
- 高品質なペグハンマー
- リフレクトガイロープ
- デイジーチェーン
とにかくラーテルワークスはオールインワンなので、これ買っとけば間違いないっていう感じ!
キャンプしたことない人が最初に買うテントに良いと感じました。
キャンプ初心者の方には嬉しい仕様だね!

全部高品質でとりあえずBODEN買っとけば後は特に何も買い足さなくて良いのが特徴です。
寝室が広くて快適に過ごせる

前室より広い寝室は、140cm幅のダブルマットを2枚設置しても、十分に荷物のスペースができ、広々と就寝するこができます。
インナー内でくつろぎながらトランプゲームや、冬のおこもりスタイルでは、ゆっくり、のんびり広々過ごせる空間になること間違いなしです。
引用:RATEL WORKS
大人2人+小さい子ども2人だと60cm幅のマットを4枚並べてちょうど良い具合になります。
そうすると160cm程まだ空いているので、大人2人ぐらい+で行けそうな感じ!

寝室はビックリするくらい広いのでオススメですね!
BODENはスカートも付いているので、冬のおこもりスタイルもありだと思います。

リビング230cmに対して寝室は260cmとリビングより広く、高さも約200cmあるので立ったまま移動可能で作業性はかなり良いと思います。


インナーテントが広いので上記画像のようにプロジェクターを投影しておこもりを楽しむなんてことできちゃいます!笑
BODENの設営方法について
それでは設営について紹介していきたいと思います。
STEP1:まずはテント本体とその他の付属品がしっかり付いているか確認しましょう。


STEP2:アーチポールを通してBODENの寝室部分を自立させる。
最初に1番大変なアーチポールを自立させる作業があります。
BODENを自立させる作業、初心者の方はアーチポールの設営から立ち上げまで2人でやるの推奨!



僕も初めては1人でできませんでした。。
というか自立させる所だけ2人で作業してBODENを自立させれば後は1人で行える簡単作業です!
STEP3:バックポール/フロントポール/センターポールを通していきます。

自立させて続いては、寝室部分の1番後ろのところにバックポールを通していきます。

ここからの作業は難しくありません!

次にリビング部分の1番先端のところにフロントポールを通して自立させます。

センターポールを通す際はちょっと注意が必要。
フロントポールの部分を少し寝かせて高さを低くすることで作業性が良くなります。

高さがあると作業性が悪いです。。
センターポール通すとき、アーチポールの部分に干渉して全然入って行きませんでした。
干渉して最初は難しく感じたね。

STEP4:リッジポールを左右2か所に通していきます。

真ん中のリッジポールは通すというよりも、留めていく感じですね。
とりあえずこれで8割ほど設営終了。
STEP5:テント本体にペグダウン
続いてBODEN本体を固定するのにペグダウンします。

本体の左右3か所ずつペグダウンしていきます。
この状態でのテント中はこんな感じです。↓↓↓

広くてメッシュにできる部分も大きいので風通しも良いです!
虫が多いキャンプ場でも安心して過ごせます。
STEP6:ガイロープを張っていきます。
正直なところ林間サイトで風が全くなければガイロープ要らないと思ったのですが、一応使ってみました。

BODENはドーム形状で高さもそこまで高くないので、ある程度の耐風性はありそうです。
今回風がなかったのでガイロープは前後左右に合計4か所使用しました。
前後左右の4箇所+真ん中に左右2か所ずつガイロープを張るようにと取説に指示があります。
STEP7:最後にインナーテントの設営。

インナーテントはBODEN本体に引っ掛けるだけなので全く難しくありません。
真ん中の高い所からスタートして徐々に下へ下へと取り付けていくだけ。

これで設営は終了!
お疲れ様でした!

RATEL WORKS公式が言っている10分設営可能は正直どこまでの設営を言っているのか分かりません。。
ですが、設営に慣れている方2人で作業すればBODEN本体の立ち上げまでは10分で可能かと思います。
ペグダウンやインナーテント設営まで入れると10分は難しいように感じました。
ラーテルワークス BODENの購入ポイントは?
ここまで"ラーテルワークスのBODEN"の紹介をしました。
メリット・デメリット含めて特徴を紹介していきます。
BODENの購入を考えていらっしゃるキャンパーさんの判断材料になれば幸いです。
豪華な付属品
ここまで何回かお話してきた、豪華付属品。

普通こんなに高品質な25cm鍛造ペグ20本やペグハンマー、リフレクトガイロープなどはついてきません。
「テント以外に何を買ったらいいか分からない。。」といった悩みをすべて吹き飛ばす親切で安心のオールインワン!

しかも純正グランドシートまで!笑
なので、BODENはこれからキャンプを始められる方に特にオススメできると感じます。
とりあえずBODEN買っとけば細かい小物は考えなくてよし!
以上のことから、最初何を揃えたら良いか分からない方にBODENかなりオススメです。
「鍛造ペグも買わなきゃ...」「ペグハンマーどうしよう....」
もちろん既にテント持っていてペグもすべて揃っているという方にもオススメできます。
鍛造ペグなんかはいくらでも持っていて困ることはありませんし、ペグハンマーもセカンドハンマーに最適!

テント購入の選択肢にBODENどうでしょう?
というかBODENに限らずラーテルワークスのテントはみんな付属品が豪華!笑
コスパ良好で嬉しい価格設定
コスパ最強!とまではいかないですが、コスパは良いと思います。
価格:¥129,800(2025.6.6時点)ですが、豪華付属品が仮に¥10,000としてテント本体だけで¥119,800。
これを安い!とみるか、高っ!とみるかという話なんですが、BODENの豪華付属品やスペクトラファイバーを使っている点などを考慮するとコスパは良いと思います!

スペクトラファイバーってなに?

スペクトラファイバーとは、地球上に存在する世界最強・最軽量の素材の一つで、その生地を負荷がかかる箇所に採用しています。
引用:RATEL WORKS
Honeywell社が開発した新素材で鉄の15倍/アラミド繊維より40%強度があるとされています。
スペクトラファイバーは軍隊の防弾ベストや対刃手袋、クレーン用のロープなどに使用されており、いずれもかなりの強度と軽さが必要です。

そんな素材が使われているとは...豪華仕様だね!
BODENはキャンプの天敵である風にも強く使い勝手が良いと感じました。
オールシーズン使用可能

スカートがあるので寒い季節も快適に過ごすことができてオールシーズン使えそうなBODEN。
スカート付きのテントにはメリットがあります。
スカートのメリット
- 虫の侵入対策
- すきま風の軽減
虫の出る季節にはムカデなどの虫の侵入対策として、寒い季節にはすきま風の軽減として便利です。
注意点として、幕本体はポリエステルなので気温が下がる冬は結露します。
BODENはメッシュにできる部分が大きいので空気を循環してあげれば撤収作業している間に問題なく乾燥します。

でも寒い季節の結露はどうしても発生するので対策必須!
インナーテントの入口2つが便利で使い勝手が良い

BODENのインナーテントは入口の中央部分に小物収納ポケットがついている関係で入口が左右2か所にあります。
何気にこれが便利で入口を小さくすることで虫が入りにくくなります。
どうしても虫の多い季節はアブなどの飛行タイプの虫がリビング部分に侵入してきます。

インナーの中に侵入されると安眠できないので、ここは死守したい!
BODENのインナーテントは2つに分かれた入口になっていて開けるスペースが狭い分、虫の侵入軽減になります。
後は夜寝ているときにトイレ行きたくなった場合ですが、インナーテントの入口が遠いと寝ている人の脚を踏んづけてしまうリスクがあります。。
静かにインナーテント内を移動したいのですが、どうしてもカサカサ音が大きくなってしまい、、

子どもが起きてしまったり夜泣きに繋がるのでかなり神経を使います。。
その点、BODENは入口が2つで移動距離が最小限で済むので脚を踏んづけたり子どもを起こしてしまうリスクを下げられます。

地味だけど、意外と便利で助かるね!
メッシュが大きくて風通しが良い
BODENは合計6か所メッシュにできます。

テントの左右2か所ずつと前後の開口部です。
メッシュ部分が大きいので風を取り入れて循環させることに長けていますね。
また、下半分をメッシュにすることが可能で急な雨でも雨の侵入を防ぎながら風通しを良くできます。

幕はポリエステルですが風通しを良くすることができるので、結露してもすぐに乾きそうですね!
ポリコットンやコットンに比べてメンテナンス性は良さそうな印象。
とにかくめっちゃ重いです。。
ぼくも購入したテントなので、デメリットなんて書きたくありません。
ですが、1つだけ挙げさせてもらいます。

めっちゃくちゃ重い。笑
全部入っている状態で持ち上げたとき、重くて腰が砕けるかと思いました。
ぶっちゃけTC素材であるサバティカルのスカイパイロットTCより重かったです。。
スカイパイロットってこのテント↓↓↓

ポリエステルの幕でこの重さはなかなか。。
幕はポリエステルでそこまで重くはないのですが、ポールの数が多いのと、25cm鍛造ペグ20本の豪華付属品が重さを出しています。。
全部にまとめると重すぎて女性の方はかなりキツい。
というか持てない方もいらっしゃると思います。
対策ですが、鍛造ペグの小物収納は別にした方がよさそうです。
まとめ ラーテルワークスのBODENは豪華な仕様・機能性が最大の特徴!

本記事では"ラーテルワークスのBODEN"の紹介とレビューをしました。
ファミリー向けにオススメのテントだとぼくは感じました。↓↓↓
25cm鍛造ペグを始めとした豪華な付属品・スカート付き・スペクトラファイバーを使った仕様など素晴らしい仕上がりです。
ポリエステル生地なのに全体重量が重いというデメリットもありますが、豪華な付属品・仕様のメリットが強い!
テントの購入をご検討されている初心者の方にかなりオススメです。
こんな人にオススメ
- 2ルーム×ドームテントが欲しい方
- 初心者ファミリーキャンパーさん
テント購入の候補にラーテルワークスのBODENはいかがでしょうか?
今回の記事は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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