こんにちは!
パパキャンパーのそうし (@初キャン部)です。
テントを買ったときに付属してたペグが曲がって壊れちゃった...
新しいペグを買おうと思うんだけど、どんなペグがいいのか分からない...
以上のような、ペグの種類・特徴が分からず困っているパパの悩みに答えます!
この記事の内容
- ペグとは?
- ペグの種類・特徴
- ペグの選び方
最初のペグ購入を悩みに悩んで検索しまくった僕がペグの種類と特徴についてお伝えします。
本記事を読めばペグの種類・特徴について理解を深めることができます!
ペグとは?
ペグとはテント・タープを張るときにロープを地面へ固定するのに必要な杭のことを指します。
非自立型のテントはペグがなければ設営できません。
形状や素材は多種多様で、種類・特徴を知ってキャンプ毎のスタイルや自分好みのペグを選びましょう!
それでは、ペグにはどのような種類があるのかを見ていきましょう。
ペグの種類について
ペグの種類と特徴を簡単に表にしました。
ペグの種類 | 素材(主に使われるもの) | 軽さ | 強度 | 固い地面 | 柔らかい地面 |
ピンペグ | スチール/ステンレス | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
プラスチックペグ | プラスチック | ◎ | △ | △ | ◎ |
ネイルペグ | スチール/ステンレス | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
鍛造ペグ | スチール | △ | ◎ | ◎ | 〇 |
V・U字ペグ | アルミ | 〇 | 〇 | △ | ◎ |
細かく分ければもっとありますが、今回は大きく5種類に分類しました。
ペグの種類によって特徴や得意の地面が変わってきます!
収納性・耐久性など自分が1番重視するポイントを考えてから、キャンプ場の地面に合わせて決めるのがオススメです!
ファミリーキャンプでは荷物が多くなりがちで、軽くてかさばらないペグを選びたくなりますが、
大型の2ルームテントを使っている場合は30cm以上の長めの鍛造ペグにするなど、現状を考えてペグを選定しましょう。
逆に軽くて風に強い小さめのソロドームテントはピンペグも十分使えます!
ペグがキャンプで必要な理由
必要な理由は?
- 非自立式テントの設営のため
- 強風対策
非自立式のワンポールテントなどはテントのボトム(床面)を固定しなければ、中央のメインポールが立たないので、そもそも設営ができません。
ここでペグが必須になってきます!
また、テントやタープが風で飛ばされて倒壊するのを防ぐためにペグが必要になります。
自立型のドームテントはペグなしでも使用できますが、強い風が吹くと簡単に飛ばされてしまいます。
テントやタープが風で飛ばされると周囲のキャンパーさんに迷惑がかかります。
キャンプ道具の破損や、他のキャンパーさんのケガに繋がる可能性がありますので、キャンプ場の地面に合ったペグを選び、正しく使用する必要があります。
ペグの選び方は?
多くのメーカーから様々な種類、素材のペグが発売されています。
正直なところ、初心者のパパママはいろいろありすぎてワケワカラン状態だと思います。
僕も”ペグ 初心者”で検索しまくった過去があります笑
ペグの選び方は下記のポイントを押さえましょう!
ペグの選び方のポイント
- テントに合った長さ
- 必要になる本数
- キャンプ場の地面に合った素材
テントに合った長さ
一般的なペグの長さは15cm~40cmのものが多いです。
テントの種類によってペグの長さを選定していきます。
テント・タープの種類 | 長さのポイント |
ドームテント/ワンポールテント | 20-30cm |
トンネルテント/2ルームテント | 30-40cm |
ソロキャンプ用の小さめテント | 15-20cm |
大きいタープ | 40cm |
一般的なサイズのタープ | 30-40cm |
あくまで目安になります!
もちろん全部40cmの鍛造ペグを使えばすごい安心感ですが、40cmの鍛造ペグを何十本も用意するのは初期投資もかかりますし、なにより重くて持ち運びが大変です。
ですので、今使っているテント・これから購入予定のあるテントの形状に合わせて長さを選定しましょう。
実際のところ、30cmのペグにしておけば間違いありませんよ!
必要になる本数
テントの形状や大きさによって必要になる本数は変わってきます。
テント・タープの種類 | 必要になる本数のポイント |
ドームテント/ワンポールテント | 15-20本 |
トンネルテント/2ルームテント | 20-30本 |
ソロキャンプ用の小さめテント | 10本前後 |
大きいタープ | 20本前後 |
一般的なサイズのタープ | 10本前後 |
少し多めに見積もりました。
実際、僕が使っているワンポールテントは8本で設営できます。
しかし、風の状況しだいでロープの本数を増やしたりするので多めに準備してます!
キャンプ場の地面に合った素材
地面の種類
- 芝生
- 土
- 石・砂利(固い地面)
- 砂・雪(柔らかい地面)
ペグの種類 | 素材(主に使われるもの) | 軽さ | 強度 | 固い地面 | 柔らかい地面 |
ピンペグ | スチール/ステンレス | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
プラスチックペグ | プラスチック | ◎ | △ | △ | ◎ |
ネイルペグ | スチール/ステンレス | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
鍛造ペグ | スチール | △ | ◎ | ◎ | 〇 |
V・U字ペグ | アルミ | 〇 | 〇 | △ | ◎ |
キャンプ場の地面の違いによって適したペグは異なりますが、
初キャン部ではキャンプ初心者のパパママには高規格キャンプ場をオススメしています。
高規格キャンプ場はおおよそ芝生で車の乗り入れ可能なため、持ち運びに向かない鍛造ペグでも車で簡単に運べます。
最初のうちは耐久性・強度が高い鍛造ペグが良いと思われます。
また、そのほかの地面でも鍛造ペグを使用すれば間違いありません。
ペグの種類別に特徴はある?
ペグも種類によって得意・不得意が変わりますので、紹介していきます。
ピンペグ
テントを購入したときに、付属でついてくることが多いです。
軽量なので持ち運びやすいのが特徴
また、サビにくくプラスチックペグより強度があります。
プラスチックペグ
テントを購入したときに、付属でついてくることが多いです。
とにかく軽く、持ち運びやすいのが特徴
砂や雪といった柔らかい地面が適しています。
ネイルペグ
芝生や土といった少し固いところがあるような地面でも使えます。
ヘッドにプラスチックがついていて、ペグ打ちをする際の力がしっかりと伝わりやすいです。
メーカーによりますが、ヘッド部分は蓄光性があるタイプもあり、夜間の視認性が向上して便利です。
鍛造ペグ
強度の高い鉄を使用しているので、基本的にどんな地面でも使える万能のペグです。
とりあえず30cmの鍛造ペグを用意しておけば間違いありません。
V・U字ペグ
先端の形状がVやUの形をしたペグで、砂などの非常に柔らかい地面に適しています。
収納の際はスタッキングできるのでコンパクトになり持ち運びに便利です。
ペグの使い方は?
ペグはキャンプをする際に非常に重要な役割を担います。
ロープを張る・テントを支えることです。
間違った方法でペグを打ってしまい、風で抜けてしまわないように、正しい使い方を学びましょう。
ペグ打ち
ペグは地面に対して垂直に打つのではなく、先端がテントに向かうように斜め(60°くらい目安)に打ち込みましょう。
斜めに打つことで地面との摩擦で抵抗力が生まれペグが抜けにくくなります。
また、しっかりヘッド部分まで打ってあげれば、より抜けにくくなりますよ!
ペグ抜き
ペグ抜きはコツが分かるまで少し大変かもしれませんが、慣れれば簡単です。
ペグの刺さっている向きの垂直方向に引っ張れば比較的簡単に抜けます。
そのとき、ヘッドにハンマーのペグ抜きをひっかければより簡単に抜くことができますよ!
地面が湿ってたりすると地中が締まって抜けにくくなることがありますが、ペグを少し左右に振って穴を広げてあげれば、抜けやすくなります。
まとめ ペグの種類と特徴を知って最適なペグを選ぼう!
本記事ではペグの種類と特徴について紹介しました。
ペグはキャンプ道具の中でも設営に必要不可欠で、風対策にはかなり重要です。
はじめてのペグ選びでは、どの場面でも活躍してくれる30cm鍛造ペグをオススメします!
数はテントによって必要数が異なります。メーカーの取扱説明書を確認しましょう!
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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