こんにちは!
パパキャンパーのそうし(@初キャン部)です。
この前のキャンプで子どもやけどしてしまって…
キャンプのケガや病気はどうしたらいいのかな?
以上のような、キャンプ中のケガや病気の対処方法が分からず困っているママの悩みに答えます!
この記事の内容
- キャンプ中のケガや病気は何がある?
- キャンプ中のケガや病気の対処方法について解説
キャンプ中の子どもの擦り傷や・やけどなど様々なケガをみてきた僕が、キャンプ中に起こりうるケガや病気について解説します。
事前にトラブルシューティングを確認できれば、実際にキャンプ中にケガや病気が起きても慌てずに対応できるようになります!
本記事を読んでキャンプ中のケガや病気にどう対処すればよいのかマスターしましょう!
キャンプ中のケガや病気はなにがある?
野外で活動するキャンプ中には、様々な危険が潜んでおり、主に下記のようなものが考えられます。
特に小さい子はケガや病気に気をつけてください!
キャンプどころではなくなりますので、パパママがよく注意してあげましょう!
どのようなケガ•病気が考えられる?
- 打撲•捻挫
- 擦り傷・切り傷
- やけど
- 虫刺され
- ギックリ腰
- 腹痛
- 熱中症
- 低体温症
キャンプ中に考えられる主な症状は上記のとおりです。
キャンプという性質上、ケガ•病気にはすぐに対応してください。
ですので、最低限の応急処置ができるように知識をつけて準備していきましょう!
キャンプ中のケガ•病気の対処はどうしたらいい?
上記で紹介したキャンプ中のケガ•病気を中心に対処について考えていきましょう!
打撲•捻挫
野外で過ごすキャンプにおいて、テントの設営やチェアの組み立てなど普段と違った作業をするときに、捻挫や打撲をすることがあります。
ただし、足首・膝など関節部分の捻挫は重症の可能性があるので、歩けないなどの場合はキャンプをやめて病院を受診してください!
擦り傷・切り傷
子どもが転んで擦りむいてしまうケースが多いです。
やけど
キャンプ中は火を使うことが多いので、やけどは起こり得ると考えておきましょう!
特に小さい子は注意が必要です!
今はIHが普及したこともあり、普段は火を見ない子も増えています。
キャンプ中の調理や焚火をするときは火を使いますので、珍しさに火に近づいてやけどするケースがあります。
また、ペグに蚊取り線香を差し込んで使う虫よけハックがありますが使用の際はパパママが注意して使いましょう!
ポイントは、やけどに直接流水を当てるのではなく、少し上の部分に当てましょう。
痛みが引くまで冷やすのが目安になります。
冷やすことでやけどの進行を抑え、痛みも和らげることができます。
虫刺され
虫に刺された場合、慌てずに落ち着いて対応していきましょう!
下記のフローに従って処置してください
処置フロー
- 流水で流す
- ポイズンリムーバーで毒素を吸いだす
- 刺された箇所を冷やす
- 市販の薬を塗る
まずは流水で患部を洗い流して清潔にします。
そのあとポイズンリムーバーで患部を吸引して毒素を吸いだしましょう。
冷やして腫れをひかせた後は市販の薬を塗って様子を見ます。
虫対策は下記の記事で詳しく解説しています!
ギックリ腰
大型テントなどは重いので運ぶ際に腰を痛める場合があります。
また、キャンプのときは何かと中腰になることが多く、腰を痛めることに繋がります。
腰に負担がかかるとき
- テントの出入り
- 設営•撤収の作業時
- ペグ打ち•抜き
ギックリ腰で動けなくなるとキャンプどころではなくなりますので、腰の負担にならないように心掛けるのが大切です。
ギックリ腰かもと思ったら慌てずに湿布や鎮痛剤を使用して様子を見てください。
身動きができないレベルの痛みがあるようでしたら、キャンプは中止して安静にしましょう。
腹痛
キャンプ中の腹痛の要因として食あたりが考えられます。
特に夏場のキャンプは注意が必要でクーラーボックス内の温度が上がり、生鮮食品が傷んでいるケースがあるので注意が必要です。
お腹を下して下痢の場合は下痢止めを服用すると効果がありますが、下痢は安易に止めてしまうと逆効果の場合があります。
下記症状は注意
- 血便
- 発熱
- 吐き気
上記の症状を伴う場合は食中毒の可能性がありますので、速やかに毒を体から排出する必要があります。
下痢止めを服用すると毒を排出できなくなるので、症状を確認してから使用しましょう。
どちらにせよ、下痢の際は脱水症状を防ぐために水分補給が重要です。
こまめに常温の水分を補給しましょう!
熱中症
5月~10月の晴れた日は日中の気温が上がりますので、熱中症に注意が必要です。
特に小さい子は自分で熱中症だと伝えることができないので、パパママがこまめに水分補給をさせて、帽子をかぶらせて遊ばせるなど注意して過ごしましょう。
皆さんも気をつけてください!
熱中症の症状は立ちくらみなどの症状から始まり、頭痛・倦怠感や吐き気に続きます。
これらの症状がある場合、
日陰で横になり、首回り・わきの下を中心にとにかく冷やして体温を下げましょう。
下記症状は要注意
- 意識がない
- 自分で水分補給ができない
以上のような症状の場合は重症の可能性がありますので、救急車を呼ぶなどの対応をしてください。
低体温症
虫も少なく、寒さをしっかり対策すれば快適な冬キャンプですが、冬の場合は寒さによる低体温症に注意が必要です。
低体温症の初期症状
- 体の震え
- 手足の感覚がなくなり動きがにぶくなる
はしゃいでいた子どもが急に元気がなくなったら初期症状の可能性も視野に入れて、ホッカイロや湯たんぽで首回り・わきの下を温めてあげましょう。
重ね着をすると肌着などは汗で濡れてしまうこともありますので、着替えを多めに持っていき、濡れてしまったら着替えるなどの対策も行いましょう。
汗による冷え対策に速乾性のあるインナーを着用したりすると着替えを減らせるので便利です。
エマージェンシーシートなどを準備しておくといざという時に役立ちます。
体にくるんでおくだけで体温が逃げにくくなり、暖かい飲み物で体温調整ができます。
まとめ キャンプはケガ・病気など予想外が起こり得る!しっかり備えれば大丈夫!
本記事ではキャンプ中に起こり得るケガ・病気について紹介・対処方法について解説しました。
野外で過ごすキャンプは予想外のことが起こります。
遊んでいる最中に転んでひざを擦りむく軽傷のケガから、命にかかわる熱中症まで様々な危険があり、それぞれ対処が必要です。
何があっても冷静に対処できるように救急セットの選定から対処方法の習得まで、
しっかり準備することで、小さい子と安心・安全のキャンプができます。
キャンプが楽しいのは間違いありませんが、その反面、常に危険もあります。
小さい子は何が危険かまだ分かりません。
パパママがよく様子を観察して危険を未然に防ぐ、ケガ・病気をしてもすぐ対処できる状態にして家族みんなが楽しいキャンプにしたいですね!
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
親子でキャンプを楽しみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。