
こんにちは!パパキャンパーのそうし です。
最近、日本各地でクマによる被害や目撃情報が相次いでいます。
ニュースを見て「またクマか…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
実際、2025年は10月時点で過去最多となる人身被害件数を記録。
その原因は、山の食料不足や人里への進出、そして私たちの生活圏との距離がどんどん近くなっていることにあります。

そんな中、キャンプや登山などのアウトドア活動も安全とは言えなくなってきました。
キャンプ場でもクマの目撃情報が増えており、「自然の中に行く=クマの生活圏にお邪魔する」という意識が大切です。
この記事では、キャンプ歴5年の筆者が実際に行っている、初心者キャンパー・ファミリーキャンパーでも簡単にできる熊よけ対策3つの基本を紹介します。
この記事で分かること
- クマが出やすい時期
- キャンプ中のクマよけ対策
- 万が一出会ったときの対処法
とはいえ、必要以上に怖がる必要はありません。→ しっかりとクマへ備えておけば、家族で安全に自然を楽しむことができます。
クマが怖くてキャンプをためらっている方の参考になれば幸いです。

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なぜキャンプ場にクマが出るのか?危険の現実を知ろう

クマは臆病な動物ですが、食べ物の匂いには勝てません。
お菓子やBBQの残り香、調理後のゴミなどに引き寄せられてしまいます。
とくに春〜秋にかけては、↓↓↓
注意
- 食料を探して広範囲を歩き回る季節
- 冬眠前で栄養を求めている時期
これら季節のタイミングで、キャンプ場や登山道周辺にも現れやすくなります。
近年は人里にクマが降りてくるケースが増加しており、「管理されたキャンプ場だから絶対に安全」とは言えないのが現実です。
初心者でもできる熊よけ3つの基本対策

ここからは、ファミリーキャンパーや初心者キャンパーでも今日からできる3つのクマよけ対策を紹介します。
どれも特別な準備はいりません。
意識を少し変えるだけで、安全度がぐっと上がります。
食材管理を徹底する

クマを寄せつけない最大のポイントは「匂いを出さない」こと。
たとえ少しの残飯やジュースの甘い香りでも、クマには強烈な誘因になります。
食材管理のコツ
- クーラーボックスは常にフタをしっかり閉める
- 夜間や外出時は車内に保管
- 生ゴミは密閉してテントサイトから離す
- 食べ終わった調理器具はその日のうちに洗う

そうし家の事例を紹介しますと、↓↓↓
食材はすべてクーラーボックスに入れる。→ 夜は一応、車内に移動させています。
また、子どもがジュースをこぼしたりお菓子を散らかしたりすることもありますが、その都度すぐ片付ける習慣をつけるだけでリスクはぐっと減ります。
「ちょっとくらい大丈夫でしょ?」が一番危険かなと。
人の匂いと食べ物の匂いをセットで覚えられると、次から人を怖がらなくなります。
熊鈴で「人の存在」を知らせる
クマは人の気配を感じると、自ら離れていく習性があります。
だから、熊鈴などで音を出して自分の存在を知らせることで、クマの接近を抑制。
熊鈴の使い方
- 登山用の熊鈴をランタンハンガーやバックパックにつける
- 風で自然に揺れて音が出る位置に吊るす
- 夜間のトイレ移動など、人の動きがあるときにも鳴らす
音が一定だとクマが慣れてしまう可能性もあるので、ランタンスタンドにつけて風に揺れるランダムな音にするのが個人的におすすめ。
▽ハンマーランタンスタンドのレビュー記事はこちら↓↓↓
万が一に備える「熊撃退スプレー」
もしキャンプ中にクマと遭遇してしまった場合、最後の備えがクマ撃退スプレー。
主に、唐辛子成分(カプサイシン)を使ったスプレーで、クマが接近した際に一時的に撃退できる防御アイテムです。
あるかもそれないを念頭に、万が一に備えることが大切。
使い方を要チェック
- テント内ではなく手の届く場所に置く
- 吹き出し方向を事前に確認しておく
- 子どもが触れない場所に管理
注意点:風上に向かって噴射すると、自分が被弾することも…。。
いざという時のために、使い方を事前にシミュレーションしておきましょう。
ファミリーキャンプで意識したい熊よけ+αの安全ポイント

子どもがいるファミリーキャンプでは、次の点も大切です。
注意ポイント
- 子どもには「クマを見つけたら近づかない」と教える
- テント周辺に食べ物・飲み物を置かない習慣をつける
- 夜間は食器や鍋を片付けて、匂いを残さない
さらに、クマ出没情報は必ずチェックしておくとより安心。
SNSやキャンプ場のホームページ等で「クマ出没情報あり」と出ていたら、その日は別のキャンプ場に変更する勇気ある決断も必要です。
まとめ 熊よけは備えあれば憂いなし。楽しく安全なキャンプを!

自然の中で遊ぶキャンプは最高ですが、そこはクマの生活圏でもあります。
大切なのは「怖がること」ではなく、正しく備えること。
対策のおさらい
- 食材はしっかり密閉して匂いを出さない
- 鈴や音で人の存在を知らせる
- スプレーで万が一に備える
この3つを意識するだけで、安心感がまったく違います。
家族とのキャンプを“安全で楽しい思い出”にするためにも、防災と同じ感覚で熊よけ対策をしていきましょう。
今回の記事は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。






 
  
  
  
 