こんにちは！パパキャンパーのそうし です。
暖かい季節にキャンプをしていると必ず頭を悩ませるのが虫。
特に蚊・ブヨ・ハチ・ムカデなど人を噛んだり刺したりしてくる害虫の存在はめっちゃ厄介です。。
かゆみや痛みを引き起こし、酷いと腫れたりアレルギー症状が出たりとキャンプを楽しむどころではない事態に。。
そんな害虫に嚙まれたり刺された場合のファーストエイドとして役に立つのが「ポイズンリムーバー」
毒液や毒針を吸い出すのに役立つよ！
応急処置として素早く正しく使うことができれば、かゆみや痛みの症状を和らげる効果があると言われています。
しかし、その効果には懐疑的な意見も。。
「ポイズンリムーバーって本当に効果あるの」「使い方がよく分からない」「ファーストエイドって？」こんな疑問あると思います。
そんな疑問にお答えできるよう、この記事では実際にそうしが使っているポイズンリムーバーを元にファーストエイドや使い方について紹介します。
この記事で分かること
- ポイズンリムーバーの効果
- ポイズンリムーバーの使い方
- ファーストエイドについて
ポイズンリムーバーを使ったファーストエイドをしっかり理解すればキャンプでも役立つこと間違いなし！
ぜひ最後までお付き合いください。
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ポイズンリムーバーとは？
ポイズンリムーバーとはその名の通り、ポイズン(毒)をリムーブ(除去する)で害虫に刺されたり嚙まれた際の毒を抽出するための器具のことを指します。
注射器のような構造となっているのが特徴。
吸引器とマウスピースがあります。
マウスピースは傷口の大きさによって使い分けられるように、異なる大きさのものが付属しているメーカーさんもありますが、注射器のような構造はどこも同じです。
本記事では、ぼくが使用している「Tiger エクストラクター ポイズンリムーバー PE-01」を元に紹介していきます。
ポイズンリムーバーは意味がない？
ポイズンリムーバーでネット検索を掛けると、「ポイズンリムーバー 意味ない」と関連検索が見受けられます。
多くの方がポイズンリムーバーの効果を懐疑的に感じているようです。
キャンプしているとき気づいたらよく分からない虫に刺されていた場合、洗い流すしか応急処置ができないですよね。
薬はあるが塗っていいのかダメなのか、判断に迷いますが、
そこにポイズンリムーバーがあれば、効果があるかさておき、とりあえず使うことはできます。
持っていなければ何もできずどんどん不安になる。。
医学的な根拠はないが、実際に使ってみないと分からない
ポイズンリムーバーに効果があるといったエビデンスはありません。
ポイズンリムーバーが本当に効果があるとすれば、刺されたすぐ直後の処置かなと思います。
そういった要因からポイズンリムーバーの効果があるのかどうかのエビデンスがないと推測されます。
しかし医師の中にはポイズンリムーバーの有用性を唱える方もいらっしゃるので、効果がないと切り捨てるのは早計のような気がします。
故小川原 辰雄医師は著書"人を襲うハチ"の中でポイズンリムーバーの有用性について説いています。↓↓↓
このようにポイズンリムーバーに一定の効果があるという主張もありますが、あくまで症状が軽くなる効果が認められたわけではないので医学的根拠はありません。
ポイズンリムーバーはどんな虫に効果がある？
キャンプ中に遭遇する可能性がある虫の中で効果がありそうな虫は以下の通りです。
こんな害虫
- 蚊、アブ、ブユ（ブヨ）、ハチ、ムカデ
上記の虫は標高の低い山で自然が豊かなキャンプ場にて遭遇する可能性があります。
吸血性の虫に刺されたときは効果ありそう！
蚊が吸血した際の有害物質を取り除いたり、ハチに刺された場合は毒針や毒液の抽出に役立ちます。
対処した後、痛みかゆみがひどい場合は抗ヒスタミンまたはステロイド軟膏の使用がオススメです。
ポイズンリムーバーを正しく使うには？全体の手順をしっかり覚えよう！
キャンプ中での虫刺されは落ち着いて対応しましょう。手順を覚えれば安心です。
以下がファーストエイドの手順になります。
虫に刺されたときの対処
- ポイズンリムーバーを使って有害物質の吸い出し
- 刺された箇所を洗い流して清潔にする
- 軟膏塗布
＊使用している写真はイメージです。
ポイズンリムーバーを使って有害物質の吸い出し
ポイズンリムーバーにはピストンを押すタイプとレバーを引くタイプがありますが、基本的な構造･使い方は同じです。
- ポイズンリムーバーのピストンを引き上げる(またはレバーを引く)
- 患部に押し当てて吸引する
- そのまま1分前後キープ
- ピストンを戻して(またはレバーを戻す)吸引を終了する
- 上記の作業を2,3回繰り返して有害物質をしっかりと抽出する
刺されたら迅速に行うことが大切ですので、すぐに取り出せるところに収納しておくのが良いでしょう。
また、慌てないで作業するためにも事前に練習して手順を覚えるのもオススメです。
刺された箇所を洗い流して清潔にする
ポイズンリムーバーにて吸引が完了したら刺された箇所を洗い流して清潔にしましょう。
キャンプ場では炊事場がありますので、炊事場の真水でしっかり洗い流して傷口をキレイにします。
慌てないためにも、キャンプ場内の位置関係を事前に確認しておくのが良さそうです。
軟膏塗布
刺された箇所を洗い流してキレイにした後、かゆみ･痛みがあれば抗ヒスタミン軟膏またはステロイド系軟膏を塗って様子見しましょう。
お子さんが刺された場合にステロイド系軟膏を塗るときは要注意です。
しっかり取扱説明書を読んで幼児に使用できるか確認してください。
以上が一連の手順となります。
もし腫れがひどくなったり、ハチの針が体内に残ってしまった場合は無理に自分で対処しようとせずに、医療機関を受診しましょう。
まとめ ポイズンリムーバーは意味がない？いいえファーストエイドとして準備しておけばいざというとき安心！
本記事ではポイズンリムーバーの使い方･効果について紹介しました。
キャンプを始めとしたアウトドアのファーストエイドとして持っていれば安心！
使用することになっても慌てないで作業できるように、手順を一通り覚えることが重要です。
1回練習で使ってみるのもいいかもね！
しかしながら、まずは虫に刺されないようにすることがアウトドアにおいては大切です。
様々な虫対策を駆使して、また刺されてもすぐにポイズンリムーバーで対応できるように準備しておくことを心掛けましょう。
今回の記事は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▽▼キャンプ中の虫対策は完璧？虫対策の記事はこちら↓↓↓
